New Terms & Usages 《新語・新用法紹介》

話題となっている語、いかにも今という時代を感じさせる新しい用語、馴染みの語の新しい用法をご紹介します。過度に専門的と思われるような用語はできるだけ避けたいと考えています。


No.28 "DNA detective"

「DNA探偵」という言葉。言葉は目新しくても、その実際はテレビドラマでもしばしば目にすることができる。

この分野では英国が世界の最先端であるという『タイムズ』の記事から。

Around the world teams of British scientists are doing the gruesome work required of a DNA detective.

「世界中で、英国の科学者チームがDNA探偵を求められるぞっとするような作業に従事している。」

(The DNA detectives from THE TIMES ONLINE SPECIAL, APRIL 13, 2000)

DNAによる個人識別の手法は、1984年に、"Sir Alec Jeffreys"によってはじめて発見されたそうである。
Professor Jeffreys found that by simply obtaining a blood, hair or skin sample he was able to build up a profile of a cell structure that was unique to that individual,............... (ibidem)

「Jeffreys教授が発見したのは、血液や毛髪や皮膚の標本がありさえすれば、その個人に特有な細胞構造を概ね組み上げられるということだった。」

彼らが赴くことになる現場の一例。
Today (Thursday) a senior Russian army officer has requested a team of British forensic experts to help in the gruesome task of identifying the bodies of nearly 300 Russian soldiers, killed in the first Chechen war five years ago, and found on a train in a remote military base 600 miles south of Moscow. (ibidem)

「本日(木曜日)、ロシア軍の高官が英国の科学捜査専門家チームに、五年前の第一次チェチェン戦争で戦死し、モスクワの600マイル南の遠隔地にある軍事基地の列車上で発見された300人近いロシア軍兵士の遺体の身元確認というぞっとするような作業への協力を要請した。」

最後のロシア皇帝のものとされる遺骨が、確かにそうであると鑑定したのも英国のチームであるとのこと。


index pageに戻る    top pageに戻る