New Terms & Usages 《新語・新用法紹介》

英語上級者向きに、いかにも今という時代を感じさせる新しい用語、馴染みの語の新しい用法をご紹介します。過度に専門的と思われるような用語はできるだけ避けたいと考えています。

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No.1 "EID(s)"
(難関大学を目指す大学受験生にとっては決して難しい英文ではない。構文、文法、連語の高度な知識は必要ない。多少の語彙力は不可欠、ただしこれは些少の問題とはいえない。pathogenic microbesという語など知らなくても文の内容は把握できる。)

The new phenomenon of emerging infectious diseases promises to write yet another chapter in the history of globalization--a chapter that involves public health, a topic distant from the frantic, lucrative world of global commerce and finance.

次々に現れる種々の伝染病(感染症)という新たな現象によって、世界社会の拡大発展の歴史に更に一つの章を、世界規模の商業と金融という熱狂的で金の成る世界からはほど遠い題材である公衆衛生に関わる一章が記録されることになりそうである。」

(The Globalization of Public Health:Emerging Infectious Diseases and International Relations by David P. Fidler: http://www.fas.org/promed/about/index.html) (太字強調は引用者)

   こうした伝染病が世界規模の問題である理由は明確で、いわゆる「グローバリゼイション」のなせる技である。伝染病にとって国境などありはしない。
Most public health experts agree that the distinction between national and international public health is no longer relevant because globalization has enabled pathogenic microbes to spread illness and death globally, with unprecedented speed. (ibidem)
   国内の公衆衛生と国際的公衆衛生の区別はもはや無意味である。『ブレイク・アウト』(ダスティン・ホフマン主演)では、エボラ出血熱患者が大量に発生したアフリカ奥地の村がナパーム弾で《焼却》され、合衆国内の小さな町でさえ、気化爆弾を投下される寸前だった。次の一文はこうした事情を述べている。
The consequences of the globalization of public health, in light of the threat from emerging infectious diseases, are enormous.(ibidem)

「公衆衛生の世界平準化の意義は、次々に現れる種々の伝染病(感染症)のもたらす脅威に照らして、甚大である。」

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