『雑想雑感』 (野島明) 

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犯罪者の権利

   私が犯罪者の権利を擁護するのはまず第一に私自身のためである(注1)。権力者がその権力を乱用し、無辜の私に犯罪者の烙印を押して基本的権利を剥奪する可能性など皆無であると、例えば社会秩序紊乱の罪を負わされる可能性など皆無であると、私は考えていない。

   私は精神障害者の権利も擁護する。

  

記 〇六年七月

(注1)
"As has been asserted by countless eminent writers, philosophers, politicians and judges, in a civilised democratic society it is precisely those who are most vulnerable and unpopular who most need the protection of the law." (No rights for the wicked ?, Marcel Berlins, Guardian.co.uk, Monday July 31, 2006)


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