『雑想雑感』 (野島明) 
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殺さん、殺し尽くさん

   まず、母グマ一頭に子グマ二頭、〆て三頭。

   18日午前11時ごろ、新潟県阿賀町細越の田んぼに子グマがいるのを住民が見つけた。津川署員が駆け付けると子グマは山に逃げたが、同日午後1時ごろ、親子のクマ3頭が再び出没。約20分後、地元猟友会のメンバーが3頭とも射殺した。
   津川署によると、親グマは体長約110センチ、子グマ2頭はともに約50センチだった。(注1)
   更に、母グマ一頭と子グマ一頭、〆て二頭。
   18日午前11時25分頃、北海道斜里町朝日町の斜里町立朝日小で、児童らが、グラウンドから20〜30メートルほど離れた森にヒグマがいるのを見つけ、斜里町教育委員会に通報した。
   2頭のクマは一時、商店が立ち並ぶ市街地を徘徊(はいかい)したものの、ハンターによって近くの森で射殺された。
   道警斜里署の発表によると射殺されたクマは体長1・3メートルと1・5メートル。いずれもメスで親子とみられる。(注2)
   殺して殺し尽くさん、ヒトの入植地を侵すクマは悉く。ヒトの地を侵さんとするクマというクマ(注3)は残害せん。

   我等はヒト。

 

記 二千十年十月

(注1) 新潟、親子のクマ3頭射殺 地元猟友会 (tokyo-np.co.jp, 2010年10月18日 23時45分)

(注2) 小学校近くにヒグマ、市街地徘徊後に2頭射殺 (yomiuri.co.jp, 2010年10月19日00時24分 読売新聞)

(注3) 「19日午前4時25分ごろ、富山市海岸通の海岸で、海釣りをしていた同市の男性会社員(36)がクマに襲われた。男性は右肩をひっかかれ、1週間の軽傷。クマはそのまま姿を消した。」 (小学校近くにヒグマ、市街地徘徊後に2頭射殺, asahi.com, 2010年10月19日12時1分)


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