『破れかぶれ時事想論』 (野島明) 
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二〇〇五年九月


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有り難くなし

   あんなにいちゃちっとも有り難くない、美女の有り触れた集団。

   いっそのこと、整形手術を義務化して、国民打ち揃って美男美女になっちゃったらどうだ。

記 〇五年九月四日(日)

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選択の現場

   私の居住する選挙区では、どうにも投票意欲をそそらぬ候補者二人のうちから否が応でも一人を選ばねばならない(国政選挙では棄権しないことにしている)。

   自民党の候補者は政治献金をくれる方しか向いていない(と思える)昔ながらの政治屋、民主党の候補者といえば、いかなる考えを持っているのかさっぱり分からぬ(前回の総選挙の際、HPを覗いてみたが、記憶に残るほどのことは掲載されていなかった)見た目も悪い陣笠現職――どちらかを選ばねばならない。

   選択の現場で有権者が迫られるのはしばしば究極の選択である。こっちもだめだしあっちもだめ、それでも、どちらかを選択せねばならない。必ずしも政権選択などという大仰な基準を元に投票するわけではない。

   日共の候補者を無視してないかって?

   そんなことはない。 日共が国会で定数の5%ほど(ずいぶんと日共を高く評価した数字だ。衆議院では24議席ほどということになるのだから)の議席を占めることには意義があると思う。

   わかっちゃったかな?

   《日共》と口走るこの私、何を隠そう《トロッキスト》だ(この無駄口、誰彼無しに通じるものではないこと、百も承知)。

記 〇五年九月三日(土)

*

引用不可

   するのを憚るべきこと――聖書からの引用(反吐が出るほど陳腐)とポール・ハーヴィー[Paul Harvey] (注1)"News and Comment"からの引用(著作権侵害の恐れ?)。

   九月一日(木)正午過ぎの"News and Comment"(AFN (注2))の結び。

Louis Armstrong once said: Do you know what it means to miss New Orleans?
....... We know now, sir.
(注3)
   しかし、そもそも引用などしたくても不可能なのだ。落語や漫才の語りと同様、ポール・ハーヴィーの語りによって成立している番組の価値の殆どは、そこで語られている内容にあるのではなく、「間」も絶妙なその語り口あるのだから。

   いつだったかの"News and Comment"中で、負け犬ならぬ負け続け馬の「ハルウララ」は"Glorious Spring"と呼ばれていた。

記 〇五年九月二日(金)

(注1)
ポール・ハーヴィーは「最近、ABCニュースネットワークと十年間一億ドル[a 10-year, $100 million contract]の契約を結んだ」(http://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Harvey)そうである(九月二日)。

(注2)
American Forces Network(旧"FEN")。

(注3)
miss「〜がすぐ身近にないのを寂しく思う;〜がないので寂しく思う」


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