『TVドラマ寸評』 (野島明) 
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その二十三の(1)(2010年10月〜12月のドラマ)

初回〜第三回


龍馬伝』(主演:福山雅治)(NHK総合)

   視聴継続中。


蒼穹の昴』(主演:田中裕子)(NHK総合)

   金はかけているであろうが、未熟な演出、の一語に尽きる。加えて、演じ手の口の動きと日本語の台詞のちぐはぐさはどうにも気になる。アテレコにこれほど違和を感じるのも珍しい。そういえば、アテレコの漢語テレビドラマを見るのはこれが初めてかもしれない。

   視聴継続


FACE MAKER』(主演:永井大)(日テレ系)

   顔を変えた人物の人生の有為転変振りにいかほどの面白さを割り振れるかが出来不出来の分かれ目であるが、第二回まで見た限りでは、ありふれた展開を見せられるばかりである。

   見続けてもしょうもあるまいと判定しながらも、一応視聴継続


SPEC』(主演:戸田恵梨香)(TBS系)

   外連けれんたっぷりのカルトドラマ。主役戸田恵梨香はいかにもむさくるしい風体でがんばっている。

   視聴継続


嬢王3』(主演:原幹恵)(テレ東)

   なんちゅうことはないパイオツを見せられても、パイオツくらいでは詰まらんドラマを見続ける助けにはならない。

   初回で視聴終了第一号


霊能力者・小田切響子の嘘』(主演:石原さとみ)(テレ朝系)

   第一回は録画不備で見逃し。

   第二回、第三回を見た。この程度の出来のドラマを見続ける暇をひねり出すのは私には無理である。石原さとみの頑張りは認めはするが。

   第三回で視聴終了


ギルティ 悪魔と契約した女』(主演:菅野美穂)(フジ系)

   ぬるい。原因は演出か脚本か、と問えば、脚本ということであろう。第二回を見ても主人公が《悪魔めいた》所業に及ぶ動機の描き方はまったく不十分であり、菅野美穂の相手役玉木宏演じる刑事の薄汚れ方の原因も不明。要するに登場人物の描き方が極めて雑。

   見放してもいいところであるが、一応視聴継続


セカンドバージン』(主演:鈴木京香)(NHK総合)

   二三ヶ月前にテレ朝の二時間ドラマ(出来のお粗末さに呆れて十数分でおさらば))で鈴木京香のノースリーブ姿を見て、ふむ、鍛えてるな、と関心をしたのを覚えている。このドラマでも二の腕を出して頑張っている鈴木京香。頑張れ。(ぜんぜん、ドラマ評になってない)

   視聴継続


闇金ウシジマ』(主演:山田孝之)(TBS系)

   金の借り手の描き方が雑だと、ドラマ全体が雑になってしまう。さて、どうだろう。

   視聴継続


秘密』(主演:志田未来)(テレ朝系)

   セックスの話題を避けずにドラマを展開して欲しい。ドキドキさせて欲しい。

   視聴継続


Q10』(主演:佐藤健)(日テレ系)

   ロボット役が演技出来ないのをごまかさんがために昔風のロボットロボットめいた台詞回しをさせているとしか思えない。外見の精巧なロボットにはその精巧さに相応しい言語能力があってしかるべきであるはずだ。設定の失敗。

   初回で視聴終了第二号


パーフェクト・リポート』(主演:松雪泰子)(フジ系)

   当たり障りのない題材に関する《パーフェクト・リポート》ドラマにするほかはあるまい。大報道媒体のでたらめさ加減(『報道媒体検証』参照)を白日の下に晒すわけにはいかぬであろうから。

   あまり期待はしないが、一応視聴継続


獣医ドリトル』(主演:小栗旬)(TBS系)

   動物の登場するドラマは俳優の良し悪しや筋書きの出来不出来とは別に見る私をひきつけるものがある。

   視聴継続


モリのアサガオ』(主演:伊藤淳史)(テレ東系)

   はじめからどこかかったるさの目立つドラマ。伊藤淳史の演技のかったるさに由来するものなのであろうか。

   死刑囚を描くことなど凡百の能力では及びもつかぬであろう、という思いを改めて確認させてくれた。

   第三回で視聴終了


フリーター家を買う』(主演:二宮和也)(フジ系)

   フリーターという身分の現実の厳しさをどれだけ描けるかだ。

   もちろん描けていやしない。主人公の先行きには微塵の興味も持てなかった。

   第三回で視聴終了


黄金の豚―会計検査庁・特別検査課』(主演:篠原涼子)(日テレ系)

   あまり期待をもてそうもない初回の出来。

   第二回、第三回を見て、はらはらどきどきもなければすっきりもなし。篠原涼子もさぞ退屈しているであろうかと推測される。

   第三回で視聴終了


ナサケの女〜国税局査察官〜』(主演:米倉涼子)(テレ朝系)

   期せずして『黄金の豚―会計検査庁・特別検査課』と同様の評。あまり期待をもてそうもない初回の出来。

   『黄金の豚』と比べて、こちらの方がかろうじて、幾分、おふざけと真面目の均衡がとられているように思える。が、番組最後に流れる米倉涼子の踊り、ありゃ何だ、一体。

   視聴継続


検事 鬼島平八郎』(主演:浜田雅功)(テレ朝系)

   どう見ても木村拓哉主演『ヒーロー』の焼き直し。検事の部屋や検事たちのたまる部屋が『ヒーロー』の舞台装置とそっくりなのは、検事の職場の建物の作りが皆同じからであるのか、それともぱくったのか。

   我慢して第二回を見はしたものの、第二回で視聴終了


   シリーズものについては特に思うところあるものについてのみ触れる。

相棒』(主演:水谷豊)(テレ朝系)

   今シリーズでも十分楽しませてくれるはずである。

京都地検の女』(主演:名取裕子)(テレ朝系)

   気が向いたら時には見るかも、と言った程度。見ないな、結局。

渡る世間は鬼ばかり』(主演:泉ピン子)(TBS系)

   これまで見たことはなく、今回も無視。

医龍TEAM MEDICAL DRAGON 3』(主演:坂口憲二)(フジ系)

   たいしたことないなぁと思いながら見ている。一応視聴継続しては見るけれども。

  





(記 2010年11月)





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