『TVドラマ寸評』 (野島明) 
『TVドラマ寸評』の目次頁

その十九の(1)(2009年10月〜12月のドラマ)

初回〜第二回


チャレンジド』(主演:佐々木蔵之助)(NHK総合)

   学校モノに関心はないので、無視。


JIN―仁―』(主演:大沢たかお)(TBS系)

   面白そうな題材とあれだけの面子を与えられておきながらこの程度、というのが初回拡大版を見ての感想。例えば、冒頭の数分は全く不要、視聴放棄を誘うに足るほどの無駄である。この演出家もまた、演出のイロハすら分かっていない。これまでさんざ繰り返してきたことだが、TBSに人はいない。

   懸命な武家娘綾瀬はるか、愛らしいねぇ。

   面白そうなので視聴継続。


オトメン』(主演:岡田将生)(フジ朝系)

   五分間見て視聴放棄。いい大人の見るに耐える代物ではない。

   初回で視聴終了第一号


リアル・クローズ』(主演:香里奈)(フジ系)

   六分間見て視聴放棄。初回の冒頭からのんびり道草をくってどうするっていうんだ。この演出家もイロハからお勉強。

   初回で視聴終了第二号


ギネ〜産婦人科の女たち』(主演:藤原紀香)(日テレ系)

   藤原紀香に新境地開けるか。

   『ER』を参考にしていることは間違いのない息つく暇のない出来事の連続。(『ER』を上手に参考にすることは決して容易なわざならぬことは、『TVドラマ寸評』その十五の(1)(2008年10月〜12月のドラマ)の『風のガーデン』評で述べた通り。)

   視聴継続。


ROMES / 空港防御システム』(主演:大倉忠義)(NHK総合)

   三十分ほど経過したある場面で、瞬時に視聴放棄。あきれるほど間抜けた脚本あるいは演出。

   初回で視聴終了第三号


アンタッチャブル』(主演:仲間由紀恵)(テレ朝系)

   十五分ほど経過したところで早送り、所々見つつ、最後の十分ほどを見、退屈な出来の悪いドラマであることを改めて確認。救いようのない脚本。仲間由紀恵の演技にあまり感心するところがないのはそれはそれとして、この脚本ではなぁ。この脚本を見せられてほいほい出演するようでは一流俳優への道は開けようもない。

   初回で視聴終了第四号


不毛地帯』(主演:唐沢寿明)(フジ系)

   帝国軍隊の軍人の美化が目論見であるのか。

   お手並み拝見。


行列48時間』(主演:國村隼)(NHK総合)

   二十分ほど見て視聴放棄。國村隼は贔屓にしている俳優なんだが。

   初回で視聴終了第五号


おひとりさま』(主演:観月ありさ)(TBS系)

   十分間ほどみて視聴放棄。はい、ごくろうさま。

   初回で視聴終了第六号


小公女セイラ』(主演:志田未来)(TBS系)

   見たいという気が起こらず。申し訳ないが無視。


サムライ・ハイスクール』(主演:三浦春馬)(日テレ系)

   五分間みて視聴放棄。どうみてもお子ちゃま番組。テレビ番組欄に「子供向け」との表示があるわけではないが、もし左様な表示ありということになれば、そう表示されてしかるべき番組。

   初回で視聴終了第七号


東京DOGS』(主演:小栗旬)(フジ系)

   四分間見て視聴放棄。主役らしき人物の後姿がチラと見えたような気がする。お子ちゃまの刑事ごっこドラマ。

   初回で視聴終了第八号


浅見光彦〜最終章』(主演:沢村一樹)(TBS系)

   初回拡大版の出だしを見ながら、相変わらずの「浅見光彦シリーズ」であることよ(実にお粗末な作りであるなぁの謂)と思いながらも、最後まで見終え、「浅見光彦シリーズ」としては上の部類の出来、という判断を下した。

   この先、大して期待はしないが、とりあえず見続けよう。


   シリーズものについては特に思うところあるものについてのみ触れる。

オトコマエ!2』(主演:福士誠治)(NHK総合)

   前シリーズは最後まで見続けたが、さて今回は。

相棒』(主演:水谷豊)(テレ朝系)

   初回の拡大版、『相棒』でなかったら冒頭の5分ほどで見放したかもしれない。(必要とあらば)視聴者に忍耐を要求できそうなテレビドラマは、例えば『相棒』の「新シリーズ」なのである(「せっかく」も「わざわざ」もなし:今更ながら、テレビドラマ制作関係者の方々への忠言参照 )。

   楽しみに有り難く視聴させていただく。

その男、副署長』(主演:船越英一郎)(テレ朝系)

   見たいという気にならず。先のシリーズが退屈であったがゆえである。

交渉人』(主演:米倉涼子)(テレ朝系)

   見応え十分。

   楽しませていただく。

リミット〜刑事の現場2』(主演:森山未来)(NHK総合)

   驚いた。脚本は誰の筆になるものかと調べると、遊川和彦。「遊川和彦」を調べると、『女王の教室』(2005年、日本テレビ)はこの人の脚本であった。

   この上々の脚本に、武田鉄矢のあの熱苦しい演技が相応しいか、評価を迷うところがある。熱血刑事、結局のところ、いい人刑事、そんな落ちが待っているとしたら、興醒めということになるだろうな。

当然、視聴継続。




(記 2009年11月)





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