『TVドラマ寸評』 (野島明) 
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その十の(2)(2007年7月〜9月のドラマ)

総括


新マチべン〜大人の出番』(主演:渡哲也)(NHK総合)

第二回で視聴終了


花ざかりの男たちへ』(主演:掘北真希)(フジ系)

第二回冒頭で視聴終了


牛に願いを』(主演:玉山鉄二)(フジ系)

青臭いところもありはしたが、それが嫌味には感じれなかった。

出だしの青臭さに投げ出しそうにさせられたことを思えば、善戦健闘の出来と言って良かろう。


探偵学園Q』(主演:神木隆之介)(日テレ系)

初回で視聴終了第一号


女刑事みずき』(主演:浅野ゆう子)(テレ朝系)

結果的に無視


地獄の沙汰もヨメ次第』(主演:江角マキコ)(TBS系)

第二回の前半で視聴終了


肩ごしの恋人』(主演:米倉涼子)(TBS系)

主人公の住む賃貸住居はどうやら千駄ヶ谷駅から程遠からぬところにある低層マンションのようで、広さから推測してその家賃、二十万を下ることはあるまいと思われる。

つまりだ、隅から隅まででたらめということだ。作り話とでたらめは異なるのだよ、制作者や脚本家や演出家を初めとする製作関係者諸君。

「経済」の問題は妙な具合に(時には意識的に、時には無意識のうちに)禁忌に成り果てている(「(続)折々のコラム 19.《非特権的視点》」はその一例となろう。さらに「『破れかぶれ時事想論』(三) 二〇〇五年十一月」中の『「3500円だった」のその後』参照)

見所は高岡早紀の《怪演》くらいであった。


山おんな壁おんな』(主演:伊東美咲)(フジ系)

録画不備で最終回を見逃す羽目に陥りはしたものの、拾い物になるかもしれない、という予感は当たり。拾い物であった。面白かった。

伊東美咲が新境地を切り開いたことは喜ばしい限りである。


山田太郎ものがたり』(主演:二宮和也)(TBS系)

第二回途中で視聴終了


パパとムスメの7日間』(主演:舘ひろし)(TBS系)

奇想天外な筋立てを上手くまとめていた。

新垣結衣は期待に応えて好演、舘ひろしも意想外の好演。


ファースト・キス』(主演:井上真央)(フジ系)

初回で視聴終了第二号


警視庁捜査ファイルさくら署の女たち』(主演:高島玲子)(テレ朝系)

初回で視聴終了第三号


ホタルノヒカリ』(主演:綾瀬はるか)(日テレ系)

綾瀬はるかの演技にはまだまだという思いを抱かされはするものの、綾瀬はるか頑張れ。

目出度し目出度しの結末に私はそれなりに満足して見終えた。つくづく贔屓の女優には甘い私だ。


陽炎の辻〜居眠り磐音・江戸双紙』(主演:山本耕史)(NHK総合)

隙なく落ち着いたつくりの秀作。主人公はかっこ良すぎはするものの嫌味は感じられなかった。山本耕史は好演。これまで気に留めることもなかった女優、中越典子もまた好演。

立ち回りの美しさは出色。


菊次郎とさき』(主演:陣内孝則)(テレ朝系)

無視


女帝』(主演:加藤ローサ)(テレ朝系)

マンガと昼メロを足して二で割った、ならぬ、足してかき混ぜたかのごとき作り。最終回まで見続けはしたものの、ほとんど早送り。

加藤ローサには荷が重かった。残念。


素浪人・月影兵庫』(主演:松方弘樹)(テレ朝系)

第二回冒頭で視聴終了


受験の神様』(主演:山口達也)(日テレ系)

初回(途中)で視聴終了第四号。 


刺客請負人』(主演:村上弘明)(テレビ東京系)

大筋と小筋を上手く組み合わせて無難に仕上げていた。合格となる出来であった。 


第一等は文句なしに『陽炎の辻〜居眠り磐音・江戸双紙』。第二等は『山おんな壁おんな』と『刺客請負人』、第三等は該当無しとしたいところであるが、一応『パパとムスメの7日間』と『ホタルノヒカリ』。




(記 2007年10月)



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